公開日:2019.10.21
出演者:江崎道朗(評論家、拓殖大学大学院客員教授)
天皇と憲法と近代日本(3)戦後日本と天皇

2. 後奈良天皇のエピソードに込められた思い

上皇陛下は昭和61年に、また、今上陛下は平成29年に、後奈良天皇にご言及されている。後奈良天皇は、戦国時代の庶民のために粉骨砕身され、寺社に奉納した写経に「民の父母として徳を行き渡らせることができず,心を痛めている」とお書きになった方である。その後奈良天皇へのご言及には、とてつもなく深いお考えが込められているという。そのお考えとは?
天皇と憲法と近代日本(3)戦後日本と天皇

江崎道朗

評論家、拓殖大学大学院客員教授
評論家、拓殖大学大学院客員教授。昭和37年(1962)生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務め、安全保障、インテリジェンス、近現代史研究に従事。平成28年(2016)夏から本格的に評論活動を開始。